『読むうちに思ったこと（よむうちにおもったこと）』
絵のように美しいという言葉はあるが、いゝ絵は、見れば、見る程、ひきつけられるように感ずるものです。風景にしろ、人物にしろ、無駄に描かれた線はなく、どの部分を見ても生動するものですが、そういう絵は、よ程いゝ筆者を待たなければなりません。 しか …
著者小川未明
ジャンル文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別新字新仮名
読書目安時間約5分（500文字/分）
朗読目安時間約8分（300文字/分）
作品に特徴的な語句
脆（もろ）