たき
瀧を見ることはたのしいことです。 瀧は私はどんな小さい瀧でも、たとへば行きずりに見るほどのものでも、必ず一寸立ち止まつてその水の音をきゝ、碎け落つる白泡を見て一瞬たのしい心になる程好きなのであります。 私は近年、夏を郷里の信濃下諏訪町のカメ …
題名が同じ作品
(旧字旧仮名)萩原朔太郎 (著)