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『弦斎の鮎』
ふりがな文庫
『
弦斎の鮎
(
げんさいのあゆ
)
』
毎年のことながら、春から夏、秋と昔からいう年魚の季節となる。 わたしの舌は、あゆを世間で騒ぐほどうまいものだとは思っていないが、なんとなし高貴な魅力があってうれしいものだ。川魚のうちではあゆが有数の美味であること、それに優美な姿であることに …
著者
北大路魯山人
ジャンル
技術・工学 > 家政学・生活科学 > 食品 料理
初出
「星岡」1935(昭和10)年
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
年魚
(
ねんぎょ
)