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『停車場で感じたこと』
ふりがな文庫
『
停車場で感じたこと
(
ていしゃばでかんじたこと
)
』
ある雨の降る日、私は友人を郊外の家に訪ねて昼前から夜まで話し込んだ。遅くなったのでもう帰ろうと思いながら、新しく出た話に引っ張られてつい立つことを忘れていた。ふと気づいて時計を見ると、自分が乗ることにきめていた新橋発の汽車の時間がだいぶ迫っ …
著者
和辻哲郎
ジャンル
哲学 > 東洋思想 > 日本思想
初出
「新小説」1917(大正6)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約15分(500文字/分)
朗読目安時間
約25分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
鈍
(
のろ
)