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『霧の中のヨードル』
ふりがな文庫
『
霧の中のヨードル
(
きりのなかのヨードル
)
』
一九二二年頃の事である。 朝日新聞が写真班を組織して、富山から大町へぬけるコースを募集したことがあった。藤木九三氏、長谷川写真班員等も同行した。 そのとき剱と立山の「主」、かの有名な長次郎と平蔵がその郎党と共にこの行に参加した。 私も、写真 …
著者
中井正一
ジャンル
芸術・美術 > 芸術・美術 > 論文集 評論集 講演集
初出
「灯影 10号」1962(昭和37)年
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
主
(
ぬし
)