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『「鉄集」』
ふりがな文庫
『
「鉄集」
(
「くろがねしゅう」
)
』
たしかシングであつたと思ふ。その詩集の序文中で、自分の詩が少數の仲間に讀まれるのみならず、丈夫や盜賊や、坊主どもにも讀まれて欲しいと云ふやうなことを云つてゐた。 この「鐡集」の詩人のねがひも或は其處にあるかも知れない。 この詩集の中で位、僕 …
著者
堀辰雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日本文学
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
丈夫
(
ますらを
)