『赤い壺(二)』
自分の道を歩む人に堕落はない。彼にとっては、天国に昇ろうとまた地獄に落ちようとそれは何でもない事である、道中に於ける夫々の宿割に過ぎない。 優秀な作品の多くは苦痛から生れる。私は未だ舞踏の芸術を解し得ない。私は所謂、法悦なるものを喋々する作 …
著者 | 種田山頭火 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
初出 | 「層雲 大正五年二月号」1916(大正5)年2月 |
文字種別 | 新字新仮名 |
読書目安時間 | 約2分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約4分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
夫々