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『詩劇「水仙と木魚」』
ふりがな文庫
『
詩劇「水仙と木魚」
(
しげき「すいせんともくぎょ」
)
:
――一少女の歌える――
(
――いちしょうじょのうたえる――
)
』
プロローグ 私は京極光子と申します 年は十七年三カ月 学問は中学を卒業しただけで 病気のために寝たきりで 自分一人では一メートルも動けない 詩を読んだのは 宮沢賢治とホーマアのオデッセィの二冊だけです その私が、おどろくなかれ 水仙と木魚と …
著者
三好十郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 戯曲
初出
「婦人公論」1957(昭和32)年4月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約33分(500文字/分)
朗読目安時間
約55分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
業
(
ごう
)