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『好奇心』
ふりがな文庫
『
好奇心
(
こうきしん
)
』
殺された娘、美人、すくなくとも新聞の上では。それが宮枝には心外だ。宮枝はその娘を知っている。醜い娘、おかめという綽名だ。 あたしの方がきれいだ。あたしの方が口が小さい。おかめなんていわれたことはない。宮枝の綽名はお化け。あんまり酷だから、聴 …
著者
織田作之助
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「大阪毎日新聞」1946(昭和21)年10月20日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
慄
(
わなな
)