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『ヒロシマの声』
ふりがな文庫
『
ヒロシマの声
(
ヒロシマのこえ
)
』
ペン・クラブの一行に加わって私はこんど三年振りに広島を訪れた。街は既に五年前の廃墟の姿とは著しく変っていて、見たところ惨劇の跡を直かに生々しく伝えるものは、あまりなかった。かつての凄惨な印象は一応とりかたづけられて、今はひたすら平和都市とし …
著者
原民喜
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約4分(300文字/分)
題名が同じ作品
ヒロシマの声
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)