『日本の女形(にほんのおやま):――三代目中村梅玉論――(――さんだいめなかむらばいぎょくろん――)』
今の梅玉が、福助から改名した披露の狂言は、その当時、親をがみに正月郷家に帰つてゐて、見ることが出来た。「石田局」を出し物とし、ほかに主立つた役では今一つ「安達原」の袖萩を勤めてゐた。折も折、彼自身長く女房役をつとめて来た鴈治郎が、危篤で、出 …
作品に特徴的な語句
貌(カホ) 権高(ケンダカ)