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『鶴が音』
ふりがな文庫
『
鶴が音
(
たづがね
)
:
――鶴亀の芸能――
(
――つるかめのげいのう――
)
』
いかに、奏聞まをすべき事の候。毎年の嘉例の如く、鶴亀を舞はせられ、その後、月宮殿にて舞楽を奏せられうずるにて候。……謡曲鶴亀 所謂五風、十雨が、度に過ぎて、侘しかつた旧年の夢についで、今年はほゝ笑ましい現実の暦を捲き返したいものである。その …
著者
折口信夫
ジャンル
芸術・美術 > 演劇 > 能楽 狂言
初出
「大阪毎日新聞」1935(昭和10)年1月4日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約8分(500文字/分)
朗読目安時間
約12分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
初
(
ハツ
)