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『淡島寒月のこと』
ふりがな文庫
『
淡島寒月のこと
(
あわしまかんげつのこと
)
』
吾が友といつては少し不遜に當るかも知れないが、先づ友達といふことにして、淡島寒月といふ人は實に稀有な人であつた。やゝもすれば畸人の稱を與へたがる者もあるが、畸人でも何でもない、むしろ常識の圓滿に驚くばかり發達した人で、そして徹底的に世俗の眞 …
著者
幸田露伴
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「東京日日新聞」1938(昭和13)年6月4日号、5日号
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
看過
(
みすご
)
禿切
(
かぶつきり
)