ペンとインキ
ペン先がインキにこう言いました。 「お前位イヤなものはない。私がいくら金の衣服を着ていても、お前はすぐに錆さして役に立たなくしてしまう。私はお前みたいなもの大嫌いさ」 インキはこう答えました。 「ペンは錆るのが役目じゃない。インキはなくなる …