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『妖婦』
ふりがな文庫
『
妖婦
(
ようふ
)
』
神田の司町は震災前は新銀町といった。 新銀町は大工、屋根職、左官、畳職など職人が多く、掘割の荷揚場のほかにすぐ鼻の先に青物市場があり、同じ下町でも日本橋や浅草と一風違い、いかにも神田らしい土地であった。 喧嘩早く、物見高く、町中見栄を張りた …
著者
織田作之助
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「風雪 三月号」1947(昭和22)年3月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約14分(500文字/分)
朗読目安時間
約24分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
娘
(
こ
)
暖簾
(
のれん
)