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『予告殺人事件』
ふりがな文庫
『
予告殺人事件
(
よこくさつじんじけん
)
』
敵は中小都市の予告爆撃といふものをやりだしたが、これはつまり予告殺人事件と同じ性質のものだと思はれる。予告殺人事件といへば概して復讐などの場合、たゞ殺しては面白くないといふので予告を与へ、恐怖混乱せしめ苦痛を多くして満足しようといふ悪質残忍 …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「東京新聞 第一〇四四号」1945(昭和20)年8月12日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
洒々
(
しやあしやあ
)
屡々
(
しばしば
)
題名が同じ作品
予告殺人事件
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)