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『夏目漱石論』
ふりがな文庫
『
夏目漱石論
(
なつめそうせきろん
)
』
一、今日の地位に至れる径路 政略と云うようなものがあるかどうだか知らない。漱石君が今の地位は、彼の地位としては、低きに過ぎても高きに過ぎないことは明白である。然れば今の地位に漱石君がすわるには、何の政策を弄するにも及ばなかったと信ずる。 二 …
著者
森鴎外
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日本文学
初出
1910(明治43)年7月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
処
(
ところ
)