『そり(童話)』
はてもない雪の野原を、二頭だてのそりが一だい、のろ/\と動いてゐました。そりにつけた鈴が、さびしい音をたてました。まつ白にこほりついた、ぼろござをきせられた馬は、にえたつた湯気のやうな息を、ひゆう/\はきつゞけました。 ぎよ車台には、こちら …
| 著者 | オイゲン・チリコフ |
| 翻訳者 | 鈴木三重吉 |
| ジャンル | 文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語 |
| 初出 | 「赤い鳥」1932(昭和7)年1月~2月 |
| 文字種別 | 新字旧仮名 |
| 読書目安時間 | 約16分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約27分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
盗棒