『雀の歌』
小さい卵のなかにゐる かあいゝ坊やよでゝおいで、 みんなはおまえを待つてゐる。 お空は青くはれてゐる、 坊やのお歌を待つてゐる。 梢の空気は澄んでゐる。 小麦は軒端にこぼれてる。 お花畑は呼んでゐる、 遊びにおいでと呼んでゐる。 光はいつぱ …
| 著者 | 新美南吉 |
| ジャンル | 文学 > 日本文学 > 詩歌 |
| 初出 | 「チチノキ」1935(昭和10)年2月 |
| 文字種別 | 新字旧仮名 |
| 読書目安時間 | 約1分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約1分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
嘴