『利根川の一夜』
叔父の案内で利根川の鮭捕を見に行くことになつた、晩飯が濟んで勝手元もひつそりとした頃もうよからうといふので四人で出掛けた、 叔父は小さな包を背負つて提灯をさげる、それから河は寒いと可かないからと叔母が出して呉れた二枚のどてらを、うしろのちや …
著者 | 長塚節 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
初出 | 「馬醉木 第拾號」1904(明治37)年4月5日 |
文字種別 | 旧字旧仮名 |
読書目安時間 | 約12分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約19分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
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