いぬさんとおねこさんがストーヴにあたりながらハイカラなゑほんをみてゐました。 いぬさんがまうしました。 「ぼくはなぜこんなハイカラな犬にうまれなかつたんだらう。このちぢれた毛はどうだ」とじぶんのみじかい毛をひつぱりました。 「あああたしはど …
著者 | 村山籌子 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 小説 物語 |
初出 | 「子供之友」婦人之友社、1930(昭和5)年1月~2月 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約2分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約2分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
猫