『矢代静一君を推す』
矢代君の戯曲は以前二つほど読んでゐた。それに今度文学座のアトリエ公演でこの、たしか第三作である「城館」を観て、この作者もいよいよこんなものを書きだしたな、と思つた。といふ意味は、前の二作だけではまだまだ、劇作家矢代静一の特色も真価もはつきり …
著者 | 岸田国士 |
ジャンル | 芸術・美術 > 演劇 > 各種の演劇 |
初出 | 「新劇 第一巻第一号」1954(昭和29)年4月1日 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約2分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約3分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
城館