今度は読みごたへのある作品が多く、だいたい粒がそろつてゐて、たいへん張り合ひがあつた。それだけにまたそのうちに幾篇かは、優劣をきめにくい長所に支へられてゐて、一篇を選びだすのに困難を感じた。 いろいろな文学賞があつて、それぞれ特色のある立場 …
| 著者 | 岸田国士 |
| ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
| 初出 | 「文芸春秋 第二十八巻第四号」1950(昭和25)年4月1日 |
| 文字種別 | 新字旧仮名 |
| 読書目安時間 | 約2分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約4分(300文字/分) |
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