小山祐士君の『瀬戸内海の子供ら』こやまゆうしくんの『せとないかいのこどもら』
小山君の戯曲家としての成長は、その階梯が極めて劃然とし、『翻るリボン』から、『十二月』、それからこの『瀬戸内海の子供ら』に至る最近の三作を通じて、見事な飛躍をなし、遂に、同君の今日の境地に於て、恐らく完璧ともいふべき表現に到達し得たといふこ …
作品に特徴的な語句
幻象イメエジ