『映画の演劇性』
演劇をどう定義づけるかにもよるが、私の考へる演劇の本質といふものからみれば、現在の発声映画は、その魅力の一半を演劇的なるものに負つてゐるやうに思ふ。 勿論、本質と本質とを対立させれば、演劇と映画とは正に相犯すことを許さぬ独自の美学をもつてゐ …
| 著者 | 岸田国士 |
| ジャンル | 芸術・美術 > 演劇 > 劇場 演出 演技 |
| ジャンル | 芸術・美術 > 演劇 > 映画 |
| 初出 | 「サンデー毎日 第十四年第二号」1935(昭和10)年1月5日 |
| 文字種別 | 新字旧仮名 |
| 読書目安時間 | 約3分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約4分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
幻象