言葉といふものは、書かれる場合と話される場合とで、余程性質が違つて来るものである。 書かれた言葉、即ち「文章」については、いろいろの研究や模範が示されてゐるが、「語られる言葉」即ち「談話」といふものになると、まだ日本ではそれほど人々の注意を …
著者 | 岸田国士 |
ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
初出 | 「女子新国文巻十」冨山房、1935(昭和10)年 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約5分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約8分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
相