映画「にんじん」をみて、第一に感じたことは、監督デユヴイヴイエが、単にルナアルの小説及び戯曲からその主題を藉りたといふばかりでなく、ルナアル流の「文章的表現」を、映画のリズムによつて組立てやうと試みてゐることだ。 「イメージの猟人」たる原作 …
著者 | 岸田国士 |
ジャンル | 芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸 |
初出 | 「時事新報」1934(昭和9)年4月27日 |
文字種別 | 新字旧仮名 |
読書目安時間 | 約2分(500文字/分) |
朗読目安時間 | 約3分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
白