トップ
>
『能楽論』
ふりがな文庫
『
能楽論
(
のうがくろん
)
』
『あなたが橋掛りで慎しやかな白い拍節を踏むと、 あなたの体は精細な五官以上の官能で震へると思ふ…… それは涙と笑の心置きない抱合から滲みでるもの、 祈祷で浄化された現実の一表情だ、 あなたは感覚の影の世界を歩く……暗いが澄み切つた、冷かで而 …
著者
野口米次郎
ジャンル
芸術・美術 > 演劇 > 能楽 狂言
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約19分(500文字/分)
朗読目安時間
約31分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
拍節
(
ビーツ
)