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『自問自答』
ふりがな文庫
『
自問自答
(
じもんじとう
)
:
――所謂「新感覚派」の為めに――
(
――いわゆる「しんかんかくは」のために――
)
』
僕は未だ嘗て「余は新感覚派なり」と自称した覚えはない。また、人が「彼らは新感覚派をうち立てようと努力してゐる」と云ふのに対して、「然り」と云つた覚えもない。 処で、最近、新聞や何かで、大分「新感覚派」がやつつけられてゐるのを見て、「おれは一 …
著者
岸田国士
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「文芸時代 第二巻第四号」1925(大正14)年4月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
幻象
(
イメージ
)