彼の長所十八かれのちょうしょじゅうはち――南部修太郎氏の印象――――なんぶしゅうたろうしのいんしょう――
一、語学の英露独など出来る事。但どの位よく出来るか知らず。 二、几帳面なる事。手紙を出せば必ず返事をくれるが如き。 三、家庭を愛する事。殊に母堂に篤きが如し。 四、論争に勇なる事。 五、作品の雕琢に熱心なる事。遅筆なるは推敲の屡なるに依るな …
作品に特徴的な語句
雕琢ちょうたく