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『範疇としての空間に就いて』
ふりがな文庫
『
範疇としての空間に就いて
(
はんちゅうとしてのくうかんについて
)
:
――之は一つの習作である――
(
――これはひとつのしゅうさくである――
)
』
先ず範疇に就いて一般的に考えて見ることが必要であると思う。範疇は云うまでもなく哲学の根本的な問題であり又終局的な課題でもあるであろう。古典的な起源と複雑な歴史的変遷とに加えて、現在に於て又将来に於て、人々は夫々云おうとする処を云うであろう。 …
著者
戸坂潤
ジャンル
哲学 > 東洋思想 > 日本思想
初出
「哲学研究 第一一巻第一二七、一二九号」
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1時間30分(500文字/分)
朗読目安時間
約2時間30分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
適々
(
たまたま
)