十篇の応募作品をよんだ。出来・不出来はあるにしろ、そのどれもを貫いて流れているのは、日本の結核療養に必要な社会施設のとぼしさと、そこからおこる闘病の苦しく複雑な現実の思いである。ベティー・マクドナルドというアメリカの婦人作家が書いている「病 …
| 著者 | 宮本百合子 |
| ジャンル | 文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆 |
| 初出 | 「健康会議」1951(昭和26)年1月号 |
| 文字種別 | 新字新仮名 |
| 読書目安時間 | 約6分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約9分(300文字/分) |
作品に特徴的な語句
地道