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紅葉狩
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もみじがり
ふりがな文庫
“
紅葉狩
(
もみじがり
)” の例文
何某
(
なにぼう
)
の講談は塩原多助一代記の一節で、その
跡
(
あと
)
に時代な好みの
紅葉狩
(
もみじがり
)
と世話に
賑
(
にぎ
)
やかな日本一と、ここの女中達の踊が二組あった。それから
饗応
(
きょうおう
)
があった。
里芋の芽と不動の目
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
「ときに、腹ごなしでもやるか」
膳部
(
ぜんぶ
)
をさげて茶菓を出すとまもなく、おとうさまがそう云いだされた、「すずに鼓を持ってもらって、
紅葉狩
(
もみじがり
)
をさらおう」
やぶからし
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
かれはここで
河内山
(
こうちやま
)
や由良之助や、鈴ヶ森の長兵衛や、寺子屋の源蔵や、
紅葉狩
(
もみじがり
)
の鬼女や、その得意の団十郎物をそれからそれへと上演して、役々ごとに評判がよかった。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
茸狩や
紅葉狩
(
もみじがり
)
などと違って、これはきっとあなた方にはお珍しい
見物
(
みもの
)
であろう。蛍は季節が短くて、今から一週間目ぐらいがちょうどよく、それを過ぎると
駄目
(
だめ
)
になるのである。
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
中座
(
なかざ
)
。出し物は、「
勧進帳
(
かんじんちょう
)
」「
歌行燈
(
うたあんどん
)
」「
紅葉狩
(
もみじがり
)
」。
正義と微笑
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
▼ もっと見る
演伎座の興行は六月かぎりで、七月にはこの一座に猿之助が加わって、
新富座
(
しんとみざ
)
で開演することになった。このときに新蔵は「鍋島猫騒動」の
伊東左右太
(
いとうそうだ
)
と、「
紅葉狩
(
もみじがり
)
」の
鬼女
(
きじょ
)
をつとめたのである。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
紅
常用漢字
小6
部首:⽷
9画
葉
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
狩
常用漢字
中学
部首:⽝
9画
“紅葉”で始まる語句
紅葉
紅葉先生
紅葉山
紅葉山人
紅葉館
紅葉見
紅葉坂
紅葉屋
紅葉駕
紅葉賀