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瀞
ふりがな文庫
“瀞”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とろ
96.4%
どろ
3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とろ
(逆引き)
とても熊野川または北山川——ことに後者の一部を成してゐる
瀞
(
とろ
)
八丁のやうなあゝした幽深な感じはそこから受けることが出来ない。
あちこちの渓谷
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
と見るまに、二
羽
(
わ
)
のせきれいのうち、一羽が
瀞
(
とろ
)
の水に落ちて、うつくしい
波紋
(
はもん
)
をクルクルと
描
(
えが
)
きながら
早瀬
(
はやせ
)
のほうへおぼれていった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
瀞(とろ)の例文をもっと
(27作品)
見る
どろ
(逆引き)
十二日、熊野川へそゝぐきたやま川といふ川ののぼりに
瀞
(
どろ
)
八丁といふをみむと竹筒といふところより山を越えて
長塚節歌集:1 上
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
瀞(どろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“瀞”の意味
《名詞》
(とろ)河川の流れの中で深くて水の流れが穏やかな部分。
(出典:Wiktionary)
瀞
漢検準1級
部首:⽔
19画
“瀞”を含む語句
瀞八丁
長瀞
上瀞巡
奥瀞
瀞峡
鵜瀞
“瀞”のふりがなが多い著者
浜田青陵
木暮理太郎
小島烏水
北原白秋
小栗虫太郎
吉川英治
長塚節
中里介山
佐藤垢石
田山録弥