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山顛
ふりがな文庫
“山顛”の読み方と例文
読み方
割合
さんてん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さんてん
(逆引き)
頂上を踏んだと思う途端に、彼は意志の
弦
(
つる
)
もぷつんと切れたように倒れてしまったのだ。
山顛
(
さんてん
)
の風はたえまもなく彼の背へ小石を浴びせた。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
白木は、ステッキの先をあげ、はるかの
山顛
(
さんてん
)
にどっしりと腰をおちつけているゼルシー
城塞
(
じょうさい
)
を
指
(
ゆびさ
)
した。
暗号音盤事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
アラビヤの沙漠をわたる熱風を満面に浴びて遠くシナイの
山顛
(
さんてん
)
を眺め、火のような
阿弗利加
(
アフリカ
)
の、空にはアクラブ Akrab, 10000ft. の英姿を仰いで
続スウィス日記(千九百二十三年稿)
(新字新仮名)
/
辻村伊助
(著)
山顛(さんてん)の例文をもっと
(6作品)
見る
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
顛
漢検準1級
部首:⾴
19画
“山”で始まる語句
山
山家
山路
山羊
山茶花
山間
山中
山谷
山毛欅
山車
“山顛”のふりがなが多い著者
辻村伊助
中島敦
海野十三
国枝史郎
吉川英治