“不服”の読み方と例文
読み方割合
ふふく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
星野ほしのくんは不服ふふくらしかったが、とにかく、それをしょうちしたのだ。いったん、しょうちしておきながら、かってに打撃だげきに出た。
星野くんの二塁打 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
わたくし内心ないしん不服ふふくでたまりませんでしたが、もともと良人おっと見立みたててくれたうまではあるし、とうとう『若月わかつき』とぶことになってしまいました。
それは親兄弟、妻子さいし朋友ほうゆうのごときはもちろん敵ではないが、彼らが我々の心にふくさぬことがあれば、その不服ふふくの範囲において敵のごときものである。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)