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一尺
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いっしゃく
ふりがな文庫
“
一尺
(
いっしゃく
)” の例文
一分
(
いちぶ
)
のめだかから
一尺
(
いっしゃく
)
の
鯉
(
こい
)
にいたる魚のすべて、さぎ、白鳥、おしどり、
鴨
(
かも
)
、
鶴
(
つる
)
など水に親しむ鳥どものすべて、また水にさく浮草の花の一つ一つが、それを聞くのじゃ。
おしどり
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
王子が八歳になられた時、ある晩やはりいつものように庭に出て、一人で月を見ていられますと、どこからともなく一人の小さな、頭に
矢車草
(
やぐるまそう
)
の花をつけた
一尺
(
いっしゃく
)
ばかりの人間が出て来ました。
お月様の唄
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
お
爺
(
じい
)
さんがそう
言
(
い
)
われている
中
(
うち
)
に、
天狗
(
てんぐ
)
さんは
直径
(
ちょくけい
)
一尺
(
いっしゃく
)
もありそうな、
長
(
なが
)
い
大
(
おお
)
きな
杉
(
すぎ
)
の
枝
(
えだ
)
を
片手
(
かたて
)
にして、二三十
丈
(
じょう
)
の
虚空
(
こくう
)
から、ヒラリと
身
(
み
)
を
躍
(
おど
)
らして
私
(
わたくし
)
の
見
(
み
)
ている、すぐ
眼
(
め
)
の
前
(
まえ
)
に
降
(
お
)
り
立
(
た
)
ちました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
「
一尺
(
いっしゃく
)
は積るな。」
耕耘部の時計
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
尺
常用漢字
小6
部首:⼫
4画
“一尺”で始まる語句
一尺以上
一尺法師