“黒迷々”の読み方と例文
読み方割合
こくめいめい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妖しき霧が吹き起って、白濛々はくもうもう黒迷々こくめいめい、彼方の車は目の前にありながら、馬は口にあわを噛み、身は汗に濡るるばかりで、少しも距離は短縮されないのであった。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)