“鴨緑江”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おうりょっこう62.5%
おうりょくこう12.5%
おうりよつこう12.5%
わうりよくかう12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つつじヶ岡おか隊ととなえられて黒木第一軍に属し、初陣の鴨緑江おうりょっこうの渡河戦に快勝し、つづいて遼陽戦に参加して大功を
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)
鴨緑江おうりょくこう材のケードルや、暹羅シャム材の紫檀したんと競いながら、従容しょうようとして昇って来た。
上海 (新字新仮名) / 横光利一(著)
さて鴨緑江おうりよつこうをわたりきたほうきますと、支那しな領地りようち南滿洲みなみまんしゆうでありますが、こゝは日清戰爭につしんせんそう日露戰爭にちろせんそうなどがあつて以來いらい日本につぽんえんふか土地とちであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
鴨緑江わうりよくかうの舟の出るところまで行つて、それから五日間その河舟の中で暮して、そして漸く新義州の汽車に乗つて、一直線に此方へとやつて来たのであつた。
初冬の記事 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)