“骨董商”の読み方と例文
読み方割合
こっとうしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当時巴里パリーにありし日本の骨董商こっとうしょう林忠正はやしただまさなる者の助けを借りその蒐集せし資料に基きて彼みずからの Hokousaiホクサイ を著したり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
この言葉は忽ち伝播でんぱし「下手もの好き」とか、「下手趣味」とかいう表現まで生れ、ついには公に「下手もの展」などを開く骨董商こっとうしょうが現れ始めた。
ブウリーの弟子の中に花輪はなわトミという骨董商こっとうしょうの娘があった。その頃外人目当てに横浜に骨董の店を出すものが多かったが、花輪はその先駆者であった。
偉大なる夢 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)