“馬行街”の読み方と例文
読み方割合
ばこうがい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空には月があり、ぬるい人いきれも匂うようで、封丘門ふうきゅうもん馬行街ばこうがいなどはわけて灯の海か燈籠の花園さながら、不夜の城とはこれかと思われるばかりだった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼は一剣を持ち出して、それに売り物の“草標児くさじるし”をさげ、馬行街ばこうがいの四ツ辻に立っていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)