顔触かほぶれ)” の例文
旧字:顏觸
お弟子は随分あるが、世間に聞えてゐる人達には、生田長江いくたちやうかう、小山内薫、沼波瓊音ぬなみけいおん、栗原古城こじやう、山田耕作、岡田三郎助などいふ顔触かほぶれがある。
総裁原敬氏の白髪頭はくはつとうのなかでは、内閣員の顔触かほぶれ幾度いくたびか見え隠れしてゐた頃、今の文相中橋徳五郎氏のところへ、神戸にゐるお医者さんの桂田富士郎ふじを氏から一本の電報が飛込んで来た。
五人組といふのは、益田孝、朝吹英二、加藤正義、野崎広太、高橋義雄といふ顔触かほぶれ
でその費用は一般の寄進からとあつて、大きな奉加帳ほうがちやうが順繰りに富豪連かねもちれんの手に廻される事になつた。それを何番目かに請取うけとつたIといふ富豪かねもちは発起人の顔触かほぶれを見ると、急に苦い顔をした。
その日も思つた程顔触かほぶれが集まらないので、お婆さんは徐々そろ/\むくれ出した。