“頃(ご)” の例文
「そつから俺(お)ら幾(いく)らも耕(うな)えねえんだよ此(こ)の頃(ご)らそんでもさうだに大儀(こえ)えた思(おも)はなくなつたがな俺(お)らも」おつぎがいふのを卯平(うへい)は又(また)軟(やはら)かに目(め)を蹙(しが)めるやうにして聞(き)きながら
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
話が外(そ)れますが、この頃(ご)ろ『万葉集』が大変持(も)て囃(はや)されますね、『万葉』は佐々木君も面白いという、鉄幹君も面白いという、しかし両君の面白いというのと吾々の面白いとするのとは
子規と和歌 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)