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露出
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あらは
ふりがな文庫
“
露出
(
あらは
)” の例文
丑松は
斯
(
この
)
細君の気の短い、
忍耐力
(
こらへじやう
)
の無い、愚痴なところも感じ易いところも
総
(
すべ
)
て
外部
(
そと
)
へ
露出
(
あらは
)
れて居るやうな——まあ、四十女に
克
(
よ
)
くある性質を
看
(
み
)
て取つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
田宮の浜へ出ると、干潮で浜が皆
露出
(
あらは
)
れて居た。
死線を越えて:01 死線を越えて
(新字旧仮名)
/
賀川豊彦
(著)
立木の儘枯れた大きな幹が行先の谷々に灰白く
露出
(
あらは
)
れて居た。
馬丁
(
べつたう
)
に聞くと、杉の爲に壓倒された樅の枯木だといふ。この
可畏
(
おそろ
)
しげな樹木の墓地の中を、一人、吾儕の方へ歩いて來る者があつた。
伊豆の旅
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
露
常用漢字
中学
部首:⾬
21画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“露”で始まる語句
露
露西亜
露骨
露台
露店
露顕
露地
露草
露呈
露見