“鏘然”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうぜん62.5%
そうぜん29.2%
からり4.2%
さうぜん4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが、何かの時、鏘然しょうぜんと光って出ると、人はすぐ天稟の才能だという。——つとめない人が自ら懶惰らんだをなぐさめてそういうのですよ
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
夜が明けて彼が初めて立ちあがる時「鏘然そうぜんとして声あり」シャラランとその甲冑の上を氷が滑り落ちていく、というのである。
美学入門 (新字新仮名) / 中井正一(著)
砕片かけらは散つて皿小鉢跳り出すやちん鏘然からり
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)