“銃音”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つつおと92.3%
つゝおと7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と見えた刹那——、轟然ごうぜんとして銃音つつおとが耳をつんざいた。一緒に羽ばたきのような足音が殺到したかと思われるや、突然叫んで言った。
老中の眼鏡 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)
見ているうちに小舟が一そういそを離れたと思うと、舟から一発打ち出す銃音つつおとに、游いでいた者が見えなくなった。しばらくして小舟が磯にかえった。
鹿狩り (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
とどろめく銃音つゝおとしばし
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)