“醋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
93.3%
オキゾス6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼はの臭のする黄色いどろどろしたものを毎日局部に塗って座敷に寐ていた。それが幾日いくか続いたか彼は知らなかった。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「醤ニ清濃ノ分アリ、油ニ葷素くんそノ別アリ、酒ニ酸甜さんてんノ異アリ、ニ陳新ノ殊アリ、糸毫しごうモ錯誤スベカラズ……」
大菩薩峠:25 みちりやの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
でまず、最初の一つから、硝子粉グラス・シュタウブ浸剤インフュズム硫黄ズルフル単寧タンニン水銀メルクルオキゾス溶和剤レゾルフェンチア黄斑粉ディスティツェティン紅殻アイゼンメンニンゲ樹脂レギーナ——と読んでいって結局とどのつまりその頭文字を連ねるのです。
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)