“酷似”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こくじ50.0%
そっくり39.3%
そっく7.1%
そつくり3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから笛吹川の驚くべき陰謀としては、例の勝見伍策が、彼に全く酷似こくじした容貌や背丈をもっているのを発見して巧く手なずけたのです。
赤耀館事件の真相 (新字新仮名) / 海野十三(著)
酷似そっくりといえば、塚の左手、遙か離れた所に、植え込みが立っていて、それが雑木林に見えるのも、あの場所の景色とそっくりであった。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
なるほどそう云われて見れば、新聞でよく見かける勝田男爵の顔に酷似そっくりだった。
消えた霊媒女 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)
まがかたなく其處そこには、普通あたりまへはなよりも獅子しゝぱな酷似そつくりの、ひどくそッくりかへつたはながありました、また其眼そのめ赤子あかごにしては非常ひじようちひさすぎました、まつたあいちやんは
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)