“進度”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あげたい33.3%
あげたき33.3%
アシ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なし九助殿明日あすは私が送つて進度あげたいよんどころない用事が有る故參る事は出來ず去りながら又途中にて何樣どのやうな事が有まいものでもなし然る時は百日の説法せつぽふ一ツとやらなれば金子などは先私に預けて明後日頃あさつてごろ村方の親類衆でもつかはさるゝか又確乎たしかな使を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かひに行かんとせしが能々よく/\思へばお夜食やしよくのお米もなければ詮方なく進度あげたき鰻も買うこと成ず是程せつなき譯なれば御相談は爰の處お前樣もお良人つれあひのお手前もあらんが唯今申通りの譯なれば御氣の毒なれども何卒金子三兩夫共御都合ごつがふわるくば二兩にてもよろしく母樣の御病氣の御全快迄御貸下さる樣御願ひ申上ますとをがみつ泣つ頼みいり此金子の出來し事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
其に関らず進度アシの早い感じのしたのは、如何にも貴重な時間だつたと、あの感謝したくなる、歎息のじわを誘はれることがなかつたからである。
合邦と新三 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)