“連綿”の読み方と例文
読み方割合
れんめん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
井戸の家の血統が今なお連綿れんめんとしているのは、自害したおっ母さんのお蔭だといって、その命日には欠かさずに墓参りをしています。
経帷子の秘密 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
原士の中に七家の切支丹族が今日まで連綿れんめんとしてきて、しかも、秘密に信仰を保ってこられたのは、ひとつの奇蹟と申されます。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
連綿れんめんとして二千幾百年、不純の物を一ごうもまじえず、今日に及んだものでござって、かくのごときは世界万国、いずこにも見られざる国の姿でござって、たっとむべくあがむべく誇るべき
娘煙術師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)